Story明治44年(1911年)創業の片桐紙器の歴史
北海道段ボール製造の草分け
地域産業と共に歩んできた一世紀
片桐紙器は明治44年、創業者の片桐惣松が「丸松 片桐紙函店」として開業したのが始まりです。創業期の旭川は村から町へと変わり、まちづくりや経済活動が急速に進み、師団道路(現在の買物公園)には様々な商店が建ち並び賑わっていました。創業当時は浅岡旭豆の紙箱やローソク箱を中心に製造していましたが、菓子小売店の増加に伴い菓子箱作りも増え、事業基盤が固まっていきました。
旭川経済の発展や人々の生活様式が変わりはじめた昭和3年に惣松の次男・片桐惣二郎が家業を継承しましたが、昭和12年の日中戦争以降、紙箱の材料が入手困難となり、何とか学童ノートの印刷で繋ぎながら、厳しい戦時下を乗り切りました。
昭和22年に惣二郎が代表取締役となり、戦地から復員してきた工員たちと共に有限会社片桐紙器工業所として法人化。昭和29年に北海道でも草分けとなる段ボールの製造・販売業に着手し、機器導入、紋別営業所開設、製造工場焼失、新たに新築と紆余曲折しながらも、社員一丸となって事業を拡大。昭和46年に有限会社片桐紙器へ社名を変更し、平成8年に株式会社片桐紙器へと組織を変更。一世紀を越える社歴を刻みながら現在に至っています。

丸松片桐紙函店として開業した創業者 片桐惣松(前列左から2人目)

明治44年頃の師団道路(1条から4条方面を望む)
浅岡旭豆の紙箱やローソク箱作りをしていた創業期
昭和4年撮影の4条師団通条(1条方面を望む)
昭和初期にかけて大きく発展した旭川市街中心部
昭和3年に家業を継承した2代目 片桐惣二郎(惣松の次男/右)
昭和22年に有限会社片桐紙器工業所として法人化
代表取締役に片桐惣二郎が就任
昭和29年頃の片桐ボール箱製造所
昭和36年紋別に営業所を開設
昭和37年段ボール工場新築移転











